噴石対策アラミド繊維シート

噴石の脅威から
VOLEVANが守る

キーワード:「予防保全」・「予知保全」・「減災」
■ 誰にでも起こりうる災害による被害を少しでも軽減するため、 各個人や地域コミュニティにおいて、自らの生命・財産や地域の暮らしを 守るための取組・社会全体の防災力を向上させることを目的に。
■ 屋根、床への施工を提案

火山の脅威

平成26年9月に御嶽山において発生した噴火では、火口周辺で多数の死者・負傷者が出るなど戦後最悪の被害が発生しました。しかし、近傍の山小屋まで退避できた方々の多くが結果的に難を逃れることができた旨の報告がなされており、突発的な噴火においては、退避壕等の有効性が改めて示され、その充実を図る必要性があることが認識されました。これらの背景を踏まえ、活火山の関係者が退避壕等の充実を検討するにあたり、参考となる事項を調査・整理した「活火山における退避壕等の充実に向けた手引き」が内閣府から発行されました。 「VOLEVAN」は本手引きに記載された仕様に基づいた噴石対策アラミド繊維シートです。

「VOLEVAN」の可能性

日本には110の活火山※が分布しており、その中でも約50火山が常時観測火山※として選定されています。 「VOLEVAN」は発生頻度が高く、前兆現象が捉えにくく突発的に噴火することがある 比較的小規模な噴火を考慮しています。戦後においては噴火に伴う火山災害による犠牲者の概ね半数が比較的小規模な突発的な噴火(噴石)によるとみられる死者・行方不明者(約100名)で占めています。噴火時は想定火口域から2km以内、特に1km以内の範囲が、噴火時に多数飛散し人体に直接衝突した場合には死傷に至る可能性の高いこぶし大 (10cm)以下程度の大きさが、噴石※に対する衝撃耐力の確保を優先的に実施すべき範囲、大きさとされています。

※活火山:概ね過去1万年以内に噴火した火山及び現在活発な噴気活動のある火山
※常時観測火山:今後100 年程度の中長期的な噴火の可能性及び社会的影響を踏まえ特に監視・観測体制の充実が必要と選定された火山
※噴石:噴火によって火口から吹き飛ばされる岩石のうち、直径数cm程度の、風の影響を受けて遠方まで流されて降るものを小さな噴石と呼ぶ

特徴

MERIT POINT

耐衝撃性能に優れる

軽量で強度が高いアラミド繊維(帝人高強度パラ系アラミド テクノーラ®)を使用。高い引張強度、耐切創性に優れます。軽量でかつ、同じ重さの鋼鉄の約5倍の引っ張り強度を有します。

高地への郵送が容易

アラミド繊維織物のため軽量です。 高地やロープウェイによるアクセスが困難な活火山等へも輸送容易で、ヘリコプター等の空輸も可能です。

防錆性・耐熱性・耐薬品性

火口に近い過酷な環境下でも、高いパフォーマンス実現します。 熱分解点が400℃以上と高く、また火山性ガスに伴う酸による防錆性に鋼板対比で優れます。PPTA製品対比で耐薬品性にも優れます。

施工が容易

既存の屋根の葺替え時にタッカー(建築用ホッチキス)等により取付け可能)カット加工も可能です。 ※アラミドハサミ、ディスクサンダーを推奨。

局部的な配置が可能

より危険性の高いエリア・建屋に対して重点的に設置が可能です。 噴火時の風向き、噴石飛来の動きを事前にシミュレーション・公開している機関もあります。
実験・検証

experiment

飛翔体衝突実験を実施

内閣府(防災担当)、防衛大学校、山梨県富士山科学研究所主体にて実施。山小屋の屋根に見立てた供試体に、噴石に見立てた飛翔体を衝突させることにより検証しました。各水準での貫通の有無等について確認し、補強方法のための基礎資料としました。

実験結果

結果、アラミド繊維織物を2枚重ねることで、質量2.66kg、速度300km/h程度の飛翔体が貫通しないことを確認。

適応例

採用事例

example

九州から東北の活火山周辺エリアを中心に、避難小屋、ビジターセンター、ロープウェイ駅舎等での、新築および改修時の採用実績を有します。

製品仕様

products

Technora® TNF3002